
フレックスベルのダンベルを購入しようか迷っている。
実際使ってみてどうなの?
この記事では、このような方のために「フレックスベルの可変式ダンベル4㎏刻み 20kg」をほぼ毎日1年間使い続けた僕が、実際の使用感や、イマイチだった点などをガチレビューしていきます。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 購入前にいい点と気になる点がわかる
- 他の商品との比較材料になる
僕はこのフレックスベルの可変式ダンベルを1年間自宅で使用してきました。
先に結論からお伝えするとこの商品には非常に満足しています。
もちろんトレーニング方法や使う人のこだわりによって満足度は大きく変わってくると思いますが、特に不具合もなく1年前と変わらず毎日愛用しています。
トレーニング器具は日々使用するものなので、この記事がみなさんの商品選びの少しでも参考になれば幸いです。
それでは見ていきましょう。
本体デザイン・サイズ・重量

商品名 | FLEXBELL20 |
メーカー | NUO |
重量 | 20kg |
サイズ(ダンベルのみ) | 35cm×18cm×17cm |
サイズ(ダンベル+台座) | 40cm×18cm×18cm |
切替重量 | 2kg4kg8kg12kg16kg20kg(6段階) |
梱包サイズ | 46cm×26cm×30cm |
1年使用した率直な感想
冒頭でもお伝えしましたが、購入して非常によかったと思います。
1年間使用してきましたが、不具合もまったくなく今や僕のトレーニングアイテムたちの中でメインアイテムとして毎日活躍してくれています。
そもそも僕がフレックスベル20kgを購入した主な理由はこんな感じです↓
- 自宅でしっかり筋トレしたかった
- 見た目がかっこよかったから
- 肩や背中のトレーニングに最適な重量だったから
- 重量変更が簡単そうだったから
個人的にはほぼ見た目で決めてしまった感があります(笑)
しかし、僕が可変式ダンベルに求めていたその他の点においてもフレックスベル20kgはしっかりとカバーしてくれているので結果的には文句なしです。
使用感レビュー
① 握りやすさ
- グリップが効いていて滑りにくい仕様になっている
- シャフトが少し太く、人によっては持ちにくいかも
シャフトの太さですが35mmあります。
何を一般的な太さとするのかによりますが、多くの人が使用するジムに置いてあるダンベルと比べるとやはり少し太いですね。
シャフトが太いと何が問題かというとトレーニング中に鍛えたい筋肉よりも先に握力に限界がきてしまし満足にトレーニングできないといったことが起こります。
手のサイズが少し小さい方や握力に自信がない方はパワーグリップの使用をおすすめします。
ちなみに僕は身長174cm、手のひらのサイズはおおよそ平均並と認識していますが、シャフトの太さは特に気になっていません。

②重量変更のしやすさ
- シャフトをひねるだけなので超簡単
- なめらかとまではいかないがスムーズに変更可能
重量変更は台座の上で行います。
2kgの状態でシャフトをひねると、

4kgになります。そのままさらにひねると、

8kgになります。楽々ですね。

③ 台座からの取り外し、戻しやすさ
- 持ち上げるだけ、はめ込むだけなので簡単
特にもたつくこともなくスムーズに台座から取り出したり、台座に戻したり出来ます。
このあたりの動作がスムーズにできると気持ちよくトレーニングできますね。

気になった点
ここからは、使用していく中で気になった点を説明していきます。
とはいえ購入する前からある程度はわかっていたことなので、残念だったとまではいきませんが、やはり「ここがもっとこうだったら最高なのにな~」と思うことはありましたね。
① 重量変更が4kg刻み
僕はフレックスベルのダンベルを主に肩トレに使用していますが、重量切替が4kg刻みなため、自分にとってベストな重量でトレーニングしずらいと感じました。
普段は4kgに設定し肩トレをしていますが、一段階重量をあげて追い込もうとすると次は8kgに設定しなければなりません。
これでもトレーニングができないことはありませんが、強いていえば5kgや6kgといった重量設定があるとトレーニングパフォーマンスがより向上されるように思います。
かといって重量設定を細分化するとその分プレート数が増え、ダンベル自体が大きくなってしまうので、フレックスベルのコンパクト&シンプルな仕様を保つためには仕方ないのかもしれませんね。
と思っていましたが、2021年3月現在、2kg刻みのダンベルが発売されているということです。
これは熱すぎますね。
もっと早くに発売されていれば迷わずこっちを購入していました(笑)
とはいえ4kg刻みでもしっかりトレーニングできているのでこのまま使い続けます!
②面取りされていない
フレックスベルのダンベルはそのスタイリッシュさを追求するがゆえにプレートの面取りがなされていません。
なので他のダンベルと比較すると縁が多少荒くなっています。

とはいえ普通に使用していればケガをすることもないレベルなので身体的には問題なしです。
ただ、フローリングに置いたり、壁の近くでトレーニングする際は注意が必要です。
トレーニングの際はヨガマット敷くことを強くオススメします!

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※以下、個人的には気になっていませんが、人によっては気になるかな~、という項目です。
③ シャフトが回転しない
フレックスベルのシャフトは回転せず、プレートと一体になっています。
そのため、アームカールやサイドレイズの際に慣性の力により手首に負担がかかるといった懸念があります。
これまで回転式のダンベルを使用してきた方であれば多少気になるポイントかもしれませんね。
④ シャフトが太い & 幅が狭い
先ほどもお伝えしたようにシャフトは少し太めです。
そして少し短めなんです。
これの何が問題かというとサムレスグリップ(親指を使わない握り方)が使いづらいということです。
種目によってはパワーグリップを使用しサムレスでトレーニングをするという方もおられると思いますが、そのような方にとってはシャフトが窮屈に感じてしまうと思います。

⑤ カチャカチャ音がする
プレートとプレートが完全に密着しているわけではないので、ダンベルを振ると小さくカチャカチャと音がなります。
トレーニング中は無音で全集中したいという方には気になる点かもしれません。
また、多少音は鳴るものの、音が鳴る原因であるプレート間のわずかな隙間によってトレーニングに支障がでるといったことはこれまで一度もありませんでした。
よかった点
さて、ここまで「フレックスベル4㎏刻み 20kg」の気になった点をいくつかご紹介してきましたが、せっかくなのでよかった点も挙げさせてもらいます。
とはいえ、重量変更のしやすさやグリップの滑りにくさなどはぶっちゃけ他の可変式ダンベルと大差はありません。
どのメーカーも競い合っている部分はほとんど同じなのでどうしても差が生まれにくいのが実情です。
しかし、他のメーカーには無いフレックスベルの強みを1つ挙げるとするなら、やはりシンプルでスタイリッシュなその見た目でしょう。

数ある可変式ダンベルの中で、ゴツゴツしておらずインテリアとしても部屋の中に堂々と鎮座できるのはフレックスベルだけだと思います。
見ていて飽きない(?)ですし、使用する器具がキマっていると心なしかトレーニングのやる気もあがります。
まとめ
さらっとまとめます。
最後になりますが、正直今購入を考えているのであれば、フレックスベル2kg刻みのダンベルを購入することをオススメします。
特に筋トレ初心者の方は、現時点での自分にとってのベストな重量をしっかり把握しておくという点でも細かく重量変更が可能なものの方がいいでしょう。
多少筋トレ経験もあり、自分の筋力もある程度把握しているという方であれば4kg刻みのものでも問題ないかと思います。
その他、32kgのフレックスベルダンベルもありますので、価格と自分のトレーニング強度と相談しながら選んでみてください。
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