この本を読んだ動機
自分の働き方における考え方や意識が、コンサル業界のそれとどれほど乖離しているのか興味があった。
コンサルはただただ忙しいイメージ。
でもその中で学べることは他の業種の比ではないとか。
自分に活かせることがあるかはわからないが、いわゆる世の中のめっちゃ働いている人たちの考え方や仕事への姿勢をのぞいてみようという興味。
メモ
結論から話す
PREP法
- Point = 結論
- Reason = 理由づけ
- Example = 具体例
- Point = 結論の繰り返しで締める
報告書はもちろん、日常のメールも、 話すときも、答えるときも、会議の運営も、 すべて、結論から。
数字は最強
人を納得させるには、
感覚的に把握している問題を、 実際に「数字」に落とし込み、「証拠」にする。
何かおかしいと思ったら、事実を集めて数字にする。
それもほかでは得られない、独自に集めた数字が有効。
伝え方の話
- こんなことまで説明するのは失礼という勝手な思い込みは無用
- 相手は何も知らないという前提で、 ゼロから話す
- 徹底的に相手の土俵に合わせる
- 相手の言葉、考え方、伝え方のクセ、文書の場合はフォーマットまで。
- 徐々に相手のレベル感を把握していく
相手の期待を超える
相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。
顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。
上司の期待を超え続けていくこと。
- 相手が何を期待しているのかを 正確に把握する。
- 相手が期待する中身がわかったら、それを絶対に外さない。
- 相手の期待値以上の成果を常に出す。
→ 期待値のマネジメント
仕事はこう受けろ
- その仕事の背景や目的
- 具体的な仕事の成果イメージ
- クオリティ
- 優先順位・緊急度
→ 上司の期待値の把握
仕事の取り組み方
構造化
- 仕事にとりかかる前に、まずどう考えたら答えが出るのか、その道筋を考える。
- このアプローチ方法でいいのか、手順の段階で上司に合意をとる
- 作業に移る
スピードと質
Quick & Dirty
時間をかけて完璧なものを目指すのではなく、多少汚くてもとにかく素早く作成。
そこから修正していく。
まずは大枠、方向性を決める。
時間をかけないといいものができないは嘘。スピードを追求すると、質も上がる
コミットメント
がんばることにコミットしてはいけない。
社内の上司にコミットしてはいけない。
仕事の成果に対してコミットすること。
常に自分が貢献する相手にコミットメントをもつ。
議事録
議事録の目的
- 決定事項、確認事項を書き、関係者に確認し、決定するもの
- 決定事項を書いて後日のために証拠に残すためのもの
必須の項目
- 日時、場所、参加者、アジェンダ
- 決まったこと
- 決まらなかったこと
- 確認が必要なこと
- 次回にむけてのToDo(誰がいつまでに)
時系列の発言はすべて無視。
決まった事実を簡潔に構造化してかく。
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