Salesforceのダッシュボードには、どのユーザとしてダッシュボードを表示するかを指定できる機能があります。
例えば、チーム全員が「ユーザA」としてダッシュボードを表示したい場合や、それぞれのユーザごとに表示する情報を制御できる「動的ダッシュボード」の作成時に使用します。
設定場所
ダッシュボードの編集ページ > 「歯車マーク」から「プロパティ」を表示します。
「次のユーザとしてダッシュボードを参照」で設定します。
「自分」としてダッシュボードを表示
「次のユーザとしてダッシュボードを参照」で「自分」を選択した場合は、ダッシュボード閲覧者に、設定者のデータアクセス権に基づいたデータが表示されます。
例えば、「マネージャ」ユーザとしてダッシュボードの設定を行い、「次のユーザとしてダッシュボードを参照」で、「自分」を選択した場合、ユーザAやBでダッシュボードを閲覧したとしても「マネージャ」目線のデータが表示されます。
「別のユーザ」としてダッシュボードを表示
「次のユーザとしてダッシュボードを参照」で「別のユーザ」を選択した場合は、下画像のようにどのユーザ目線でダッシュボードを表示するか選択することができます。
例えば、「別のユーザ」として「ユーザA」を選択した場合、マネージャやユーザBとしてダッシュボードを閲覧したとしても、表示される情報はユーザA目線のものになります。
「ダッシュボード閲覧者」としてダッシュボードを表示
「次のユーザとしてダッシュボードを参照」で「ダッシュボード閲覧者」を選択した場合、同ダッシュボードは動的ダッシュボードとして機能します。
また、以下のように「ダッシュボード閲覧者がダッシュボードの表示ユーザを選択できるようにする」にチェックを入れると、ダッシュボード画面から表示ユーザを変更することができます。
ダッシュボード名の下にある「変更」から表示ユーザを変更します。
まとめ
ダッシュボードは、動的な表示だけでなく、どのユーザ目線で表示するかというところまで設定できるのが面白いですね。
いろいろいじって試してみます。
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