Salesforceでユーザを作成する際、それぞれのユーザにライセンスを設定する必要があるのですが、そもそもユーザライセンスって何?って感じですね。
そしてどれを選んだらいいのかわからない、、、
ということで、今回は「ユーザライセンス」についてザックリまとめてみました。
ユーザライセンスとは
Salesforceのヘルプ記事によると、ユーザライセンスとは、「ユーザがアクセスできる機能の基準を決定するもの」のようです。
そして、各ユーザにユーザライセンスが1つ必要とのこと。
つまりライセンスの種類によって、できることや参照できる情報が変わるってことですね。
例がありましたので、載せておきます。

SalesfoeceとSalesforce Platform
次に、どのライセンスをユーザに割り当てればいいのかということについてです。
開発者の立場であれば、「Salesforce」ライセンスと「Salesforce Platform」ライセンスを使用する場合がほとんどではないでしょうか。
両者の違いですが、
- Salesforce:標準 CRM と AppExchange アプリケーションへのフルアクセスを必要とするユーザ向け。すべての標準またはカスタムアプリケーションにアクセスできる。
- Salesforce Platform:標準的な CRM 機能ではなく、カスタムアプリケーションへのアクセスを必要とするユーザ向け。自分の組織で開発されたカスタムアプリケーション、または AppExchange からインストールしたカスタムアプリケーションを使用可能。売上予測、リード、キャンペーン、商談などの標準タブやオブジェクトを含む一部のユーザ権限と標準アプリケーションは使用できない。
もっと簡単に言えば、以下のような感じですね。
ライセンス | 性質 |
---|---|
Salesforce | 基本的に何でもできる(システム管理者に割り当てておく) |
Salesforce Platform | Salesforceライセンスの所々、制限がかかったバージョン |
ユーザライセンスの確認方法
使用できるライセンスの数には制限があるため、自分の開発環境がどのライセンスをいくつ使用できるのかを確認する必要があります。
設定の「組織情報」から確認可能です。

上画像の場合だと、使用可能な「Salesforce」ライセンスは2つで、2つともすでに使用しているため、ライセンス残数が0になっています。
そのため、新しいユーザを作成してもそのユーザには「Salesforce」ライセンスを割り当てることができません。(既存のユーザのライセンスを変更してあげればOKです)
まとめ
今回は「ユーザライセンス」についてのふんわりとしたお話でした。
結論:「Salesforce」ライセンスは最強
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