今回は、ユーザの凍結と無効化についてです。
どちらもユーザの設定画面から設定することができます。

目次
ユーザの凍結
- 「凍結」されたユーザはログインできない
- ライセンスは解放されない
「凍結」されたユーザはログインできなくなります。
ただ、ライセンスは解除されるわけではないため、代わりに他のユーザにライセンスを割り当てることはできません。
「凍結解除」を選択することで、ユーザは再度ログイン可能になります。
ユーザの「凍結」の使い時
退職したユーザを無効化したいけれど、すぐには実行できない時などは、ユーザを「凍結」して、とりあえずログインできないようにします。
例えば、以下のような場合、ユーザを無効化することができないため、一時的にユーザを「凍結」して、所有権やその他のプロセスを更新した後、「無効化」の作業を行います。
ユーザを無効化できない場合
- リードのデフォルトの所有者
- デフォルトまたは自動化されたケース所有者
- デフォルトのリード作成者または所有者
- デフォルトのワークフローユーザ
- ワークフローメールアラートの受信者
- カスタム階層項目で選択されているユーザ
- カスタマーポータル管理者。
ユーザの無効化
- 「無効化」されたユーザはログインできない
- ライセンスは解放される
「無効化」されたユーザはログインできなくなります。
また、ライセンスが解除されるため、代わりに他のユーザにライセンスを割り当てることができるようになります。
ユーザの「無効化」の使い時
退職したユーザなどは、今後使用することがないため「無効化」で事実上のユーザの削除を実行します。
ただし、ユーザを「無効化」しても、過去のアクティビティとレコードはすべて保持されます。
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