あらすじ
報われない努力なんてない!
Amazon商品説明より
累計100万部 喜多川泰、渾身の感動作!
中年にして歩合制の保険営業に転職し、二年目の修一。
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。
ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。
妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、
母からの電話が心にのしかかる。
「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」
思わず独り言を言ったそのとき、
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。
それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――?
気づき
運は良い悪いではない
運は「貯めるか、使うか」。
ポイントカードのようなもので、貯めていないと使えない。
自分が損をしたと感じた時は、「運を貯めた時」。
自分い良いことが起こった時は、「運を使った時」。
周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使っただけ。
運をためるには
- 上機嫌でいること
- 損得で動かず、何事にも興味をもつこと
運を感知するセンサーが働くようになる。
これが転換期になるのではないかという嗅覚みたいなもの?
上機嫌でいる人にしか運は溜まらない。
上機嫌な人には出会いがある。
見返りを求めず誰かの幸せのために動くと運は溜まる。
自分が損をすることほど運は溜まる。苦しい時ほど運は溜まる。
誰かの幸せのために時間を使い、その時してあげたことと、してもらったこと(見返り)の差が”運”
運を使うには
貯めた運はすぐには使えない。
使おうと思って使えるものではない。
ただ運を察知するセンサーを働かせておくべし。
運は受け継ぐことができる
自分たちが何不自由なく生活できるのは、親を含めた前の世代の人たちが運をためてくれたから。
自分たちはその運を使って生きている。
自分たちも後世のために運をためるべし。
自分で使う運と残す運のバランスを考えるべし。
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