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某SIer勤務。
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【Salesforce】リストビューの制限いろいろ

今回はリストビューの検索における制限についてまとめてみました。

目次

リストビュー検索制限

リストビュー検索制限として以下のようなことが挙げられます。

  • 検索文字は2文字以上必要
  • 以下のデータ型項目の値で検索はできない
    • 参照関係項目
    • 派生項目
    • 数式項目
    • 非テキスト型項目 (数値型や通貨型など) 
  • 最大表示レコード数は2000件

1つずつ簡単に解説します。

検索文字は2文字以上必要

これはそのままですね。

2文字以上の文字列を指定しないと検索できません。

ちなみに「グローバル検索」では1文字でも検索できました。

検索できないデータ型がある

参照項目や数式項目など、直接その項目にテキスト値が設定されていない項目での検索はできません

どうしてもそれらの項目値で検索したい場合は、それぞれの対応するテキスト項目を作成し、Apexトリガなどで、作成した項目にテキストとして値を設定する必要があります。

めんどうです。

最大表示レコード数は2000件

リストビューに表示される最大レコード数が2000件なので、それ以降に表示されるはずだったレコードは検索対象外となります。

レコードが見つからない場合は、より具体的な検索語を試すか、検索条件または並び替えを変更する必要があります。

たとえば、取引先リストビューに 8,000 件のレコードがあるとします。そして、名前が Z で始まる取引先を検索しても、検索結果に表示されないとします。目的の取引先が見つかるようにするには、[取引先名] 項目を Z から A に並び替えることで、名前が Z で始まる取引先が最初の 2,000 件のレコードリストに含まれるようにします。

表示項目数

リストビューの最大表示項目数は15個です。

必要な項目を精査して表示項目を決めましょう。

また、最近参照した~のリストビューの表示項目数は10個となっています。

リストビューの並び替え制限

以下のデータ型項目はリストビューの並び替えに使用できません。

  • テキスト (暗号化)
  • ロングテキストエリア
  • 選択リスト (複数選択)
  • リッチテキストエリア

その他

・「大文字と小文字を区別する確定的暗号化」の設定がなされている項目はリストビューの検索条件に使用可能。※演算子「次の文字列と一致する」および「次の文字列と一致しない」のみ使用可。

・「複数選択リスト」型は、リストビューの検索条件に使用可能。

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この記事を書いた人

某SIer勤務。
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