今回は、特定の項目において入力できる値をユーザによって制限したい!という時の入力規則についてです。
ロールによる入力規則
ユーザのロールによって項目に入力できる値を制限したい場合は。「$UserRole」を使用します。
以下の入力規則では、指定したロールに属するユーザが「担当番号(InChargeNumber__c)」項目に「10000」、「10001」、「10002」以外の値を設定しようとした場合にエラーメッセージを表示するようにしてます。
つまり、指定したロールのユーザは「10000」、「10001」、「10002」のみ入力できるようになります。
AND(
AND( InChargeNumber__c != “10000”, InChargeNumber__c != “10001”, InChargeNumber__c != “10002”),
$UserRole.Id = “00E2x000000YdHn”
)
プロファイルによる入力規則
ユーザのプロファイルによって項目に入力できる値を制限したい場合は。「$Profile」を使用します。
以下の入力規則では、指定したプロファイルに属するユーザが「担当番号(InChargeNumber__c)」項目に「10000」、「10001」、「10002」値を設定しようとした場合にエラーメッセージを表示するようにしてます。
つまり、指定したロールのユーザは「10000」、「10001」、「10002」以外の値を入力できるようになります。
AND(
OR( InChargeNumber__c = “10000”, InChargeNumber__c = “10001”, InChargeNumber__c = “10002”),
$Profile.Id = “00e5h0000021uwF”
)
ユーザによる入力規則
ユーザによって項目に入力できる値を制限したい場合は。「$User」を使用します。
以下の入力規則では、指定したユーザが複数選択項目の「エリア(Area__c)」に「札幌」、「仙台」を設定しようとした場合にエラーメッセージを表示するようにしてます。
つまり、指定したユーザは「札幌」、「仙台」以外の値を選択可能になります。
AND(
OR( INCLUDES(Area__c, “札幌”) , INCLUDES(Area__c, “仙台”)),
$User.Id = “0055h000002SNBl”
)
まとめ
今回は、プロファイルやロールを用いた入力規則を作成してみました。
入力規則の作成によって、ユーザに応じて入力可能な値を制限できるのは非常にありがたいですね。
入力規則は他にもいろいろ選択可能な項目や関数があるので少しずつ試していきます。
終わり。
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