今回は「メモ」の権限設定についてです。
メモはレコード詳細画面に関連リストとして表示でき、便利なのですが権限が少しわかりにくいので整理してみました。
目次
メモの作成
レコードに関連付けられるメモを作成するには、そのレコードへの参照権限が必要です。
例えば、「取引先1」レコードに対してメモを作成したい場合は、「取引先1」レコードに対する参照権限があれば可能ということです。
メモの編集 / 削除
メモの編集と削除を実行できるのは、基本的にはメモの所有者のみです。
たとえメモの所有者の上位ロールユーザであってもメモの編集や削除はできません。
他のユーザにも編集・削除権限を付与したい場合は、プロファイルの設定で「すべてのデータの編集権限」を有効にする必要があります。

「すべてのデータの編集権限」を有効にするとすべてのオブジェクトに対するすべての権限が付与されてしまうのでメモの編集、削除権限を付与するためにしては代償が大きいですね。。。
ならば、メモの共有機能を使用できるか試してみたのですが、メモの共有では他のユーザに対して「閲覧者」権限(参照権限)のみ付与できるようです。
残念。
今回はメモの権限についてでした。
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