
ブログを始めてみたいけど、多くのが人が挫折するということを耳にしてなかなか一歩が踏み出せません。参考までに実際に始めてみて、どんな点に挫折ポイントを感じるのかを知りたいです。また、挫折しないための工夫があれば教えてほしいです。
こんなお悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
- ブログ歴1か月の筆者が感じたブログ初心者が挫折する理由
- 挫折しないようにするための工夫
この記事を書いている僕は、ブログ歴1か月の超初心者です。
現在の状況(2021/04/01 時点)

- 投稿記事数:14
- 1か月のPV数:5,253(※)
- ページ訪問者数:1,245
- GoogleAdSense収益:0
※この数字はほぼ自分です。
後ほど説明します。
今回は、ブログを1か月続けてみて感じた、自分も含めブログ初心者が挫折しそうなポイントをご紹介します。
ブログを始めて1か月の実情というのは、これからブログを始めようか迷っている人が抱える不安の一つですね。
実際、僕もブログを始める時は自分が1か月後に続けられているかどうかとても不安でした。現在、なんとか続けることはできていますが、多くの人が早々に挫折してしまう理由を痛感しました。
そこで、本記事ではブログ初心者の僕が感じた初心者が挫折しやすい理由と、僕が実際に行っている挫折しないための工夫を解説します。
上記のお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ブログ初心者が挫折してしまう理由

僕が感じたブログ初心者が挫折しやすい理由は下記の5つです。
✔ ブログ初心者が挫折しやすい理由
- 読まれない
- 自分の記事のレベルの低さに絶望
- そもそも実績がないから書くことが見つからない
- 背伸びして書こうとする
- すでに多くの人が同じような記事を書いている
1つずつ解説していきます。
読まれない
そもそも記事が読まれません。
理由としてはGoogleの検索エンジンが自分の記事をまだ評価してくれていないからです。
先ほど、僕は1か月で5000PVほどを集めたという画像を貼っていましたが、そのほとんどが自分でサイトを開いた結果のものです。
自分以外のアクセス数は、この数値よりはるかに少なく、なんと1桁代です。
以下の画像がその証拠です。
2020/03/25のアクセスデータです。

所々、アクセス数が増えている時間帯がありますが、青線で囲った部分は記事を書いたりブログデザインを変更したりするために自分でアクセスしていた時間帯です。
赤で囲った部分は自分がブログを開いていない時間帯になるので、この部分がリアルなアクセス数と考えていいでしょう。
アクセス数は1でした。
ブログを始める人のほとんどがアクセス数を増やし、収益を得ることを目的としているわけですから、このアクセス数の少なさは人によっては絶望するかもしれませんね。
読まれない、アクセス数が増えないということは初心者が最も挫折しやすいポイントだと感じました。
自分の記事のレベルの低さに絶望
いざ記事を書いても、自分の記事のクオリティの低さに絶望することがあります。
自分なりにしっかり書いたつもりでも検索上位の記事と比較すると圧倒的に見劣りします。
具体的に僕が感じた点はこんな感じです↓
- 情報量の違い
- 明確なエビデンス(根拠)
- 論理的な文章構成
- 見やすい記事デザイン
ここでは詳細な説明は省きますが、文章を書くことに慣れていないブログ初心者に記事と検索上位に表示されている記事とでは明らかに違いがありました。
ここでこれから自分の記事の質を高めていこうと思うのか、自分にはこんな記事はかけないと諦めるのかが分かれ道となります。
これが挫折ポイントの2つ目です。
記事ネタが見つからない
初心者ブロガーの多くがぶち当たる壁ですが、書くことがなかなか見つかりません。
というのも、ブログ初心者のほとんどがそもそも人に語れるようなたいした実績がないと感じているからです。
例えば、下記のように目に見えやすい実績を持っている人であれば自分の経験をもとに記事を作成しやすくなります。
✔ 目に見えやすい実績の例
- 英語初心者が半年でTOEIC900点を取得
- ブログ収益月10万円達成
- FXで毎日1万円稼いでいる
これらの実績は誰が見ても非常にわかりやすく、数値を使用した実績のため信頼度も高くなります。
このような実績を持っていれば、それらを達成するために行ったことや、実践的なノウハウを商品として販売・発信することが可能になります。
しかし、みんながみんなこのように一目でわかるような実績を持っているわけではありません。
特にブログ初心者は、実績がない+ブログの書き方もいまいちわかっていないという状況に置かれているため、結局書くことが見つからず挫折しやすくなります。
背伸びをして書こうとする
背伸びをして書こうとすると挫折しやすくなります。
もちろん記事を書く上である程度のリサーチは必要ですが、自分が経験していないことや知らないことについて記事を書くことはオススメしません。
オススメしない理由は以下の点です。
- 自分の本音を伝えることができない
- 興味がないことなので精神的にキツイ
- 書いていてむなしくなる
具体的に言うと、興味がないのにリゾートバイトのオススメを紹介したり、体験したこともないのに脱毛商品を販売したりすることです。
自分を含めブログ初心者の多くが自分の経験以上のことを書いてしまいがちです。
なぜなら先ほどもお伝えしたように、ブログ初心者の多くは実績や人に教えれるような知識がないと感じているため、読者に価値のある情報を提供するためには自分のもっている情報以上のことを伝えなければならないと思い込んでしまうからです。
もちろん人によってはこのスタイルが合っている人もいるかと思います。
しかし、個人的には自分の思ったことや伝えたいことを記事にできないブログ作業は苦行に等しいので、僕と同じく初心者の方にはおススメしません。
すでに多くの人が同じような記事を書いている
自分が書きたいテーマについて、すでに多くの人が同じような記事を書いていると自分の筆が進まなくなることがあります。
というのも、もうすでに書いている人がいるし、今さら自分が書いても誰にも読まれないと思い込んでしまうからです。
例えば、僕はブログを始めたときに「ヒョロガリ男子が細マッチョになるための方法」というテーマで記事を書こうと考えていました。
競合を調べるためにGoogleで「ヒョロガリ 筋トレ」というワードで検索をかけます。
その時の結果がこちらです。

すでに多くの人が同じテーマで記事を書いていることがわかります。
この時点で早くも心が折れてしまいそうでしたが、何とか気持ちを切り替えてこのテーマで執筆することができました。
挫折しないための具体的な工夫は以下セクションでお伝えします。
挫折しないための工夫

それではブログ初心者が挫折しないためにはそうすればいいのかの具体的な方法を解説します。
方法としては以下の5つです。
✔ ブログ初心者が挫折しないための工夫
- 時間がかかると受け入れる
- 下手でOK。どうせ読まれないからの精神
- 小さな「できた」に目を向ける
- 「自分の経験+α」で勝負
- 記事ネタは人とかぶって当然
1つずつ見ていきましょう。
時間がかかると受け入れる
記事が読まれるようになるには、ある程度時間がかかると素直に受け入れましょう。
先ほどもお伝えしたようにどんなに良質な記事を書いたとしても、SNSを通した爆発的な拡散などがない限り、ブログを始めてすぐに記事が読まれるということはありません。
これはGoogleエンジンの仕様上、仕方のないことです。
僕の場合、ブログを開設したときから、最初はほとんど読まれないということを覚悟していましたし、少なくとも3か月~半年(もしくはそれ以上)は我慢の時期になるというのも自覚していました。
そのため少しのアクセスがあっただけでも十分やりがいと成長を感じることができています。
ただし、SEOで上位表示されるためのノウハウを身につけ、自分のブログに反映させていくことは今後のブログ運営において非常に重要なことなので怠らずに進めていこうと考えています。
下手でOK。どうせ読まれないからの精神
文章が下手なのは当たり前です。
これまでの人生で文字を書くことにこれほど真剣になったことはなかったので、最初は下手くそで当然なんです。
そして、文章が下手でも最初はほとんど読まれることがないので気にすることはありません。
むしろ自分の文章力を向上させるための練習としてひたすら記事を書き続けることができるいい機会ととらえましょう。
ちなみに僕が行っている文章力を向上させるための方法はこんな感じです↓
- うまい人の記事構成をパクる
- うまい人の表現をパクる
- うまい人のマインドをパクる
- 最後に自分の味を加える
基本的にうまい人の記事をパクります。
注意点としては一言一句パクるであったり、ブログデザインを全く同じにするというわけではなく、あくまでその人が読者を引き付けるために意識して行っているであろう要素をお借りするといった感じです。
そして、その中に自分自身の表現方法を加えていくと、わりかし良質な記事が出来上がるのではないかと考えています。
現在、試行錯誤中です。
小さな「できた」に目を向ける
たいした実績がないため記事ネタが見つからないというときは、小さな「できた」に目を向けてみることをオススメします。
というのも、この小さな「できた」はだれもが持っているものだからです。
ここでは具体例を2つご紹介します。
具体例①
小さなできた:
英語が苦手でもすぐに外国人と仲良くなれた
記事内容
- 自分の英語力の現状
- 外国人と接するときに意識していること
- 最低限押さえておきたい英語表現集
- 外国人と出会える場所、アプリやサービスの紹介
- etc…
具体例②
小さなできた:
Googleアドセンスの審査に合格した
記事内容
- そもそもGoogleアドセンスとは
- 審査前に意識したこと
- 審査中に意識したこと
- etc…
このように決して大きな実績でなくても、自分が達成したことや工夫してできたことに目を向けてみると記事ネタは意外と転がっています。
それを自分なりにどう表現し、伝えていくかが重要です。
「自分の経験+α」で勝負
記事の内容は「自分の経験+補足情報」で書くことをおススメします。
理由としては2つあります。
- 自分が経験したことに+αで調べた情報なども盛り込むことでオリジナリティがあり、かつ、良質な記事が書ける
- 自分が経験していないことについて書くと内容が薄っぺらくなる
下の画像は「Googleアドセンスの審査合格」について僕が書いた記事になります。

>>参考「【2021年】Googleアドセンス5記事で審査合格した方法 ブログ初心者による初心者のための記事です」
赤枠の部分が僕が実際に経験した内容で、青枠の部分が僕が調べた補足情報になっています。
画像のセクションで伝えたいことは、Googleアドセンスの審査に通るためには独自ドメインの取得が必要ですよ、ということですが、まだ独自ドメインを取得していない読者のためにドメイン会社のURLを設置しています。
この補足情報を追加するだけで読者に親切な記事になります。
また、上述したように、自分の経験していないことや知らない分野についての記事を書くことは特に初心者のうちは避けるべきだと感じました。
リサーチに膨大な時間がかかるうえ、実際に自分が体験したことではないため情熱をもって伝えることができず、どこか薄っぺらい内容の記事になってしまいます。
「経験に沿って書ける記事=あなたが書くべき記事」でして、ググってまとめたような情報は、すぐにコモディティ化(=陳腐化)します。 なので、結論としては、書かなくて良い、と思います。
※書いてもいいですが、長期視点だと収益が上がりづらいです。
manablog 『ブログ記事のリサーチは不要【競争せずに、読まれる記事を書く方法】』より抜粋
内容が薄っぺらくなるとアクセスも伸びないですし、記事を書くのもしんどくなります。
背伸びをして記事を書くよりも、あくまで自分の経験をベースに書き続けることが挫折を防ぐために重要なポイントです。
記事ネタがかぶっても気にせず書く
記事ネタがほかの人とかぶるのは当たり前です。気にせず同じテーマで書きます。
というのも、ブログでは「誰がどう書く」かが重要だからです。
例えば、あるブランドのランニングシューズの商品レビューをする際、
- 健康のために毎日ウォーキングで使用する人
- そのブランドのファンでコレクションとして保有している人
- 大会にも参加するようなマラソンランナー
この3人がいれば、レビューもそれぞれ違ったものになるでしょう。
毎日ウォーキングで使用する人 | 安いし、耐久性もあるので長く使えてうれしい |
コレクションとして保有している人 | スタイリッシュなデザインがこれまでの商品とは一味違う |
マラソンランナー | 重さや通気性などの性能が高く、マラソンの終盤でも足への疲労が比較的少ない |
このように同じ商品でもレビューする人によってレビュー内容はがらりと変わります。
繰り返しになりますが、大切なことは「誰がどう書くか」です。
記事ネタがかぶったからといって筆を止める必要はありません。気にせず同じテーマで伝えたいことを書けばいいと思っています。
そもそも記事ネタがかぶらないということはそのテーマに需要がないということなので書く必要もありませんね。
まとめ

今回は、ブログ歴1か月の僕が実際に感じた初心者ブロガーが挫折しやすい理由と、挫折しないための工夫についてお伝えしました。
特にブログを始めて1,2か月の間は目に見えるような結果が得られることは少なく、何度も挫折しそうになるので意識的に対策をする必要があるでしょう。
もちろん今回ご紹介した方法を参考にしてくださると幸いですが、ぜひご自身にあった挫折しないための工夫も探してみてください。
そしてその方法を記事にして、それが誰かの助けになると思えばブログを続けていく意欲も高まるのではないでしょうか。
僕も試行錯誤していきます。
今回はこれでおわりです。
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