今回はListの要素を文字列結合させる方法についてです。
目次
文字列結合にはString.join()を使用する
Listの要素を文字列結合させるにはString.join()を使用します。
以下のコードでは、Listの中に格納された4つの要素をカンマ区切りで文字列結合させています。
List<String> fruitList = new List<String>{'apple', 'orange', 'grape', 'banana'};
String fruitStr = String.join(fruitList, ',');
System.debug(fruitStr);
fruitStrの中身は以下のようになります。
USER_DEBUG [5]|DEBUG|apple,orange,grape,banana
Setの要素を文字列結合する
ちなみにSetの要素を文字列結合させる場合は、Setを一度Listに変換する必要があります。
Set<String> fruitList = new Set<String>{'apple', 'orange', 'grape', 'banana'};
String fruitStr = String.join(fruitList, ',');
まとめ
Listの要素の文字列結合にはString.join()を使用します。
もちろんfor文でListの中身を取り出し、「+=」で連結させていく方法もありますが、要素が大量になるとCPU Timeをかなり消費するようです。
ガバナ制限回避のためにもString.join()で対応するのがよさそうですね。
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